2009年2月16日 (月)

ももせ いづみ著、運と幸せがどんどん集まる「願いごと手帖」のつくり方

「最近なんだかイケてないなー」

と、自分でも思うことってありますよね。ドツボにはまっているというか、クスブリというか…

そんな時に読みたいのがこちら。

ももせ いづみ著、運と幸せがどんどん集まる「願いごと手帖」のつくり方

評価は

★★★★★ (何度でも読む価値あり)(評価の基準はこちら)

大きなカテゴリーで言うと、「成功本」と呼ばれるものの一種だとは思うのですが、「ユルさ」があってお薦め。この手の本ってどうしてもハードルが高くなっちゃうじゃないですか。「そこまでできないよなー」みたいな。それを、「私でもできるじゃん!」と思わせるのに成功しています。

とはいえ、先行研究(「7つの習慣」など)をよく押さえてあって、実は本質的には高度な要求をしているのが高評価の理由。最初は「ユルく」ったってぜんぜんオッケー。でも、その行き着く先が、「プチリタイアしましょう」みたいな話だとツマラナイからね。

下記、ポイントを。

●魔法のワケ
1. 本当にしたかったことがよく見えるようになる
ちなみに、「目標」に追われている人を揶揄しているが、それは正解。大切なのは、「目標」ではなくて「目的」

2. 今日そこにある幸せに気づく力がつく

3. チャンスを逃がさず、運を集めるクセがつく

●書き方
身/知/社/財/心の5つで分けて考えてみるのがお薦め→「7つの習慣」の発展型

●書き方6つのコツ
1. 気がついたらそうなっていた、という棚ぼた式で書く
2. 障害や限界を考えずに書く
3. わかりやすく具体的に書く
4. 自分が持っているものを有効利用する
5. 努力を必要とする願いは、楽しいこととセットで書く
6. まわりの人のこともいっぱい書いてみる

●願い事NGワード
1. 主体性のない言葉や漠然とした言葉
2. あいまいな言葉で考えない
3. 誰かが不幸になるような書き方は絶対にしない

●メンテナンス
かなった願いを運に変えて幸せを貯金する
年に一度の記念日にメンテナンスする
1. かなう時点が判別しにくい願いに、一区切りの○をつけてあげよう
2. 別の形で叶ったものがあったら、書き加えてみよう
3. 新しい年度の線を引いて、叶った願い事を数えよう

●パワーアップ術
1. 3アクションの魔法
 ピックアップしたい願い事をひとつ、手帖の別の場所に書き出す
 その願いについて、今すぐ自分ができるアクションを3つ考えて、書きだしてみる
 そのまま手帖を閉じて、普通に生活する
2. ウィッシュサークルの魔法
 友達に願い事手帖の輪を広げて、話を共有できる仲間を作る
 たまに集まって、話し手もいい願い事の報告などをワイワイ語り合う
 誰かが絶対にかなえたい!と思う願い事を、みんなで一緒に手帖に書く

3. オープンウィッシュの魔法
 日常の会話の中で、意識して口に出すようにしてみる
 年賀状や季節の挨拶状に、今年の願い事として書いて出してみる
 インターネットやブログやホームページを持っている人は一部を公開してみる

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2009年1月29日 (木)

日本インベスター・リレーションズ協議会、IR戦略の実際

「IR(アイアール)」って、最近よく聞きますよね。

新聞を開けば、六本木ヒルズなんかでやってるイベントをよく目にします。

でも、ホントの所、それってなんなの?

という方にお薦めなのがこちら。

日本インベスター・リレーションズ協議会著、 IR戦略の実際

評価は

★★★★☆ (購入して読む価値あり)(評価の基準はこちら)

IRって、要するに、「PRの株主版」と理解しましたが、その成り立ち・目的・方法論がコンパクトにまとまっています。

多少正論チックな所があって、「そうは言われても、実際は難しいよね」と突っこみたくなる点もありますが、まあ、入門書としてはそれはやむを得ないところでしょう。

本書にも書かれていますが、日本においてもこれからは直接金融にシフトしていくのは同意するところ。

ぜひ、IRに携わる人だけではなく、普通のビジネスマンにも読んでいただきたいですね。

「企業価値を最大化する」とか、「時価総額経営」とか、「そう言うことだったのかー」というヒントが盛り込まれています。

下記、ポイントを。

●IR協議会の倫理規定
公正性・自発性・透明性・比較可能性

●IRの効果
-適性株価形成

-どれだけ多くの人に関心を持ってもらったか
アナリストレポートの数
株主数
売買高

-自社の内容を株主や投資家に理解してもらったか
アナリストレポートの内容
利益予測のブレ

-自社の株を保有してもらいたい株主が増えているか
株主構成
株主判明調査

-株主からの意見を反映した経営をしているか

●IRの発展サークル
広報 マーケティング
価値創造 フィードバック

●個人向けIRの先進企業
ノキア

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2008年12月25日 (木)

榊原 正幸著、現役大学教授がこっそり教える 株式投資「必勝ゼミ」

大学の先生って賢いんでしょ?その頭脳を投資に使ったら、大もうけできるんじゃない?

なんて思ったときに手にとりたくなるのがこちら。

榊原 正幸著、現役大学教授がこっそり教える 株式投資「必勝ゼミ」

評価は

★★☆☆☆ (このような本があることを知っておく価値あり)(評価の基準はこちら)

「毛並みの良い投資家」というキーワードに託して、一見すると正統派の投資を推奨しているようですが、じつはきわどく難しい投資を推奨している、という危険な本。

というのは、個々のコンセプトでも、「複利の効果を活かす」、「会社の財務諸表を見る」、「指標分析をする」、「勉強し続ける」などなど、正統派の投資で知っておくべきポイントも述べられていますし、何よりも全体のフレームワークとして、

【株式投資における意思決定のステップ】
1. どの株に投資をするか (銘柄選別)
2. いくらで(いつ)買うか (買値の決定)
3. いくらで(いつ)売るか (売値の決定)

【株価を決定する三大要素】
1. ミクロ的要因
1.1 財務会計情報
1.2 個別材料
2. マクロ的要因
2.1 金利水準
2.2 為替動向
2.3 国内政局
3. 国際的要因
3.1 New York Dow
3.2 原油価格
3.3 政変・事変(戦争・テロなど)

という説得力のあるものが示されているので信憑性が高まります(といいつつ、よく見れば、【三大要因】の方はMECEじゃないね)。

ところが、実際の銘柄選択、購入タイミングなどになると、

 一株あたり純資産が1,500円以上
 自己資本比率が75%以上
 13週移動平均線の微分係数が-から+に転じる時

と、理論的な検証がない決めつけが述べられているのです。

せっかく大学の教授で頭が良いんだから、この理論をすべての株に当てはめて検証してみたらいいのに。

てかさ、ホントにこの本を初心者の人が読んだら、投資にたいして誤った考えを持っちゃうよね。

「『株式投資は科学』なんだから、ゼッタイ儲かる正しいやり方があるはずだ」って。

そんなのあったら苦労はしないって。

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2008年10月21日 (火)

マリア ニームス著、お金に好かれる人 嫌われる人

マネーの管理には心理が深ーく関わってるって知ってました?

だって、浪費しすぎも節約も、はたまた投資だって、何をやるかは分かっている。あとは、踏み切る勇気を持つかどうかが行動の分かれ道ですからね。

じゃあ、自分のココロとどう向き合ったらいいの?という人にオススメなのがこちら。

マリア ニームス著、お金に好かれる人 嫌われる人

評価は

★★★☆☆ (立ち読みする価値あり)(評価の基準はこちら)

アメリカ人の心理学者が書いた異色のマネー本です。様々な「エクササイズ」が紹介されていますが、一見するとマネーとはほど遠い自分探しに見えます。でも、これらはすべて大事なこと。ココロのコントロールなしにマネーのコントロールはあり得ない、と思います。

が、ちょっとスピリチュアル(「霊的な」という意味でなく「精神世界の」という意味で)な方向により過ぎちゃっているので、読む人を選んでしまうのが残念と言えば残念、エッジがたっていると言えば言える。

下記、ポイントをまとめましたので、興味を持った人はまずは立ち読みでチェックしてみてください。

●「成功した人」とは、自分の願いを実現させるためにお金を用いることができた人をさし、それは私的・社会的に快適もしくは豊かになるためにお金を用いることができた人と同じ意味です。

●エネルギーの使い方、とくにお金というエネルギーの使い方を修得していく彼らは、一種の勇者です。勇者とは目標や夢のために意識的にエネルギーを使える人であり、お金について回るネガティブな感情、観念、自己評価をうち破りつつ前進し続ける人です。

●神話学者ジョセフ・キャンベルは「千の顔を持つ英雄」の中で、勇者の旅について述べています。人生の歩みの中であらゆる勇者に要求されるのが何らかの喪失であり、彼らは自分の受け皿である家庭の安らぎから離れ、夢や目的を実現すべく未知の領域へと進んでいかなければならない。

●トレジャー・マップを創るプロセス (全8項目)
 キャッチコピーは自分で考えるのでなく、雑誌などから切り抜く

●追いつめられた行動の特徴
1. 反復性 違う結果を求めて何度も同じ行為を繰り返す
2. 限られた満足
3. 完璧主義

●ご存じでしょうか、「頂点を極めた人」には他の人にない一つの特徴があることを。彼らは、毎日完全な休憩時間をとっていたのです。

●恐怖に対する反応
闘う
逃げる
固まる

●「人を許す」とは、相手に対するネガティブな評価を解体すること。その人が何をしたかで自分が定めた、相手への評価を手放すことです。

許すとは、相手が思慮内不注意な人間であることを証明する手段として、彼らの行為をいつまでも利用しても良いという思いを自ら捨て去ることです。

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2008年9月 3日 (水)

石野 雄一著、道具としてのファイナンス

「ファイナンスって良く聞くけど、いったい何なんだよー」とか、

「簿記とは違うの?会計なんて言葉もあるけど?」とか、

おカネに関する疑問は尽きないのですが、そんな疑問を解決してくれるかもしれなくもないのがこちら。

石野 雄一著、道具としてのファイナンス

評価は

★★★☆☆ (立ち読みする価値あり)(評価の基準はこちら)

コーポレート・ファイナンス(企業財務)の基礎を分かりやすい語り口とExcelによる回答例で説明してくれている良書です。

非常に意地悪く言えば、ビジネススクールの定番、

ブリーリー&マイヤーズ著、コーポレート ファイナンス

と内容的には何ら変わりはないのですが、それをギュッと圧縮してザックリ読めるところがミソ。値段の問題もあるし、普通の(財務関係のプロではない)ビジネスマンとしてファイナンスを理解したい人はこっちを読んだ方が良いでしょ?

とはいえ、これを読んだからと言って実務におけるスキルアップが期待できるわけもなく、微妙な位置づけではあるんだけど。

著者の説明は非常に明快で分かりやすいので(たとえ話も上手)、もっと初学者向けにザックリと説明をしたものを書いて欲しいんだけどなぁ、と思っていたら、こんなのも出てました。

石野 雄一著、ざっくり分かるファイナンス 経営センスを磨くための財務

まずはこっちからだね。きっと。

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2008年8月18日 (月)

杉田 望著、金融崩壊―小説日本銀行

2008年には総裁選びで何かと話題になった日本銀行。

その内幕は?そして、前総裁、速水氏の評価は?

と言う疑問を持ったら、読んでみてもいいかもしれないけど、良くないかもしれないのがこちら。

杉田 望著、金融崩壊―小説日本銀行

評価は

★★☆☆☆ (このような本があることを知っておく価値あり)(評価の基準はこちら)


日銀の内幕が、何となく見えるという点では面白いのですが、あまりにも尻切れトンボというか…

結局のところ、著者はこの本で何を言いたかったんですかねぇ?

日銀の闇給与問題を白日の下にさらす?それでも行内にいる「改革派」の側面支援?それとも、日銀版「課長島耕作」?

もちろん、日銀には様々な利害が絡むし、その性質上業務が理解しにくくて描くのは難しいとは思うのですが、もう一がんばりして欲しかったよなぁ…、と思ってしまいました。

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2008年8月 8日 (金)

板倉 雄一郎著、真っ当な株式投資

「社長失格」で一世を風靡(?)した板倉雄一郎さん。

その板倉さんが、一般の人向けに書いた投資の指南書を読んでみました。

板倉 雄一郎著、真っ当な株式投資

評価は

★★☆☆☆ (このような本があることを知っておく価値あり)(評価の基準はこちら)


「ナニ言ってるか、わかんねーよ!」というのが低評価の理由。だってさ、

「さまざまなものを買う『消費』という行為は、広義の『投資』の中の一部分です」って言われて、「なるほど、そうなんだ」って思えます?

いや、もちろん、分かるんですよ。この本の底流をなす思想、「投資とは『確実な今』と『不確実な未来』を交換する行為である」を敷衍すれば、消費もまた投資の一部である、と言う議論は。

でもさ、それって、言われて分かるのは、投資を充分に(十二分に?)やっている人。

板倉さんが、「社長失格」の経験と知名度を持って語るべき相手は、そうじゃないでしょう、と言いたいんだよね。資本主義の洗礼を受けた板倉さんだからこそ、投資という、高度に思想と感情を刺激するものを、分かりやすく説くことに意義があると思うんだけど…

っていうか、ここまでレビューを書いてきて、ふと気が変わっちゃった。板倉さんは、これで良いんだな、きっと。

またとない体験を経た上でたどり着いた結論は、たとえ難しくても、投資の本質を、分かる人に説いていくこと…。それならそれでありですね。

ということで、板倉さんの世界観に触れてみたい人は、一読してはいかがでしょう。

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大久保 貞義著、有料老人ホームのすすめ

「老人ホーム」と聞いて、どんな印象を持ちますか?

「介護とかあるから安心だよね」というポジティブな感想から、「なんか、姥捨て山みたいでねぇ…」というネガティブなものまで、印象は人さまざま。

ただ、もしもの場合、介護を家族だけでやるってかなり厳しい。実際にどうするかは別にして、老人ホームに入居することも検討しておくべきですね。

そのための材料として読んでみたのがこちら。

大久保 貞義著、有料老人ホームのすすめ

評価は

★★☆☆☆ (このような本があることを知っておく価値あり)(評価の基準はこちら)


この本さ、著者の経営する老人ホームの宣伝なわけ。だから、「老人ホームって、ぶっちゃけどうなんだろう?」という疑問にはぜんぜん答えてくれない。良いことしか書いてないしね。

もちろん、数多くのユーザーの声が載っているのは、「なるほど、介護ってこういう状況なんだな」という参考にはなるんだけど、それだって客観性がねぇ…

いずれにしても、老人ホームに関しては、実はマネーの重大事だから、これからも本を紹介していきたいと思います。

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マイケル・ルイス著、マネー・ボール

最近の読売ジャイアンツの低迷ぶりには目を覆うものがありますね。

実力もさることながら、テレビの視聴率がとれないのは深刻な問題。まぁ、たしかに、他球団から選手を札束で引き抜いてくる運営、なじめないもんなぁ…

でも、だからといってチームが強くなるわけではないのが野球というスポーツの面白いところ。それを証明してくれたのがこちら。

マイケル・ルイス著、マネー・ボール

評価は

★★★★★ (何度でも読む価値あり)(評価の基準はこちら)

簡単にいっちゃうと、安い給料の良い選手を発掘すれば、お金をかけないでも勝てるんだよ、ということ。

この本の面白いのは、その「発掘」の方法を詳細に説明してあるところ。いわく、どんな球を投げるとか、体格がどうだかは関係ない。それよりも、打者であれば長打率と出塁率(ちなみに、盗塁は関係ない、というか、むしろ評価されない)、投手であれば、与四死球数・奪三振数・被長打率をみれば、チームの勝利に貢献する選手かどうか判別できるということ。

そして、投資家にとって大切なのは、この、選手選別の考え方が、そのまま株の選別にも使えること。

 ・「常識」や見てくれにとらわれず、冷徹なデータで選別すること
 ・大事なのは選別の経過であって、結果は二義的なこと (長期的に成果を上げるため)
 ・一度決めたポリシーは徹底すること

等々、ちょっと耳が痛いアドバイスなのでは?

良く書けているなー、と思ったら、それもそのはず。著者は、「ライアーズ・ポーカー」などで米国金融業会の内幕を描いた、マイケル・ルイス。

ちょっと変わった投資の指南書としてお勧めです。

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2008年8月 2日 (土)

橘 玲著、マネーロンダリング

「マネーロンダリング」って聞いたことありますよね?

ヤクザとかが地下経済から吸い上げたお金を、キレイに「洗濯」して表の社会でも使えるようにする手口。

あれ、実際にはどんなことをやってるんだろうねぇー、と言う疑問に答えてくれるのがこちら。

橘 玲著、マネーロンダリング

評価は

★★★☆☆ (立ち読みする価値あり)

(評価の基準はこちら)

手法自体いろいろあって面白いんだけど、全体感とでも言うのかな、「そもそもマネーロンダリングって何?」というのが見えてきませんでした。

え?小説なんだから、そんなのどうでも良いだろう?

うーん。逆に、小説として読むならば、主人公がなぜ行動するかが描けていなくて、これまたかろうじて及第点、と言う感じ。デイトレードで負け犬となった主人公が、なぜヤクザの向こうを張ってリスクをとる必要があったのか…。必然性がないんだよね。

結果として、彼女を追跡するストーリーも、チグハグになっちゃってるし。

あ、とはいえ、著者の持つ、「お上に頼らないで自立を目指そう」というメッセージは好き。一見すると脱税指南の本なんだけど、このメッセージがぶれないので、読後感はそれほど悪くない。

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2008年6月20日 (金)

ビアーズタウンレディース投資クラブ著、ビアーズタウンのおばあちゃんたちの株式投資大作戦

「アメリカ人って、ガンガン投資をやっているんでしょ?」

というイメージを良い意味で覆してくれるのが、こちら。

ビアーズタウンレディース投資クラブ著、ビアーズタウンのおばあちゃんたちの株式投資大作戦

評価は

★★★☆☆ (立ち読みする価値あり)
(評価の基準はこちら)

いや、もちろん投資はガンガンやっているんですよ。実際のところ、この本の著者である「ビアーズタウンレディース投資クラブ」の運用成績は、1983年から1992年の(?)10年間で年率23.4%!

わぉ!

(と本には書いてありますが、若干計算のミスがあるらしい、と言うウワサも)。

ただ、イメージを覆してくれるのは、彼女たちは真っ当な銘柄選びをしているところ。

徹底的にファンダメンタル分析にこだわって、定期定額で買うという手法は、ある意味投資家のカガミ。

それもそのはず、彼女たちの実践した手法は、全米投資家協会(NAIC)が50年以上に渡って練り上げたものなのです。

おそらくは、書き手が複数だったせいだと思うけど、書いてある内容に重複間があったり、どうでも良いことも書いてあったりするけれど、銘柄の選び方など参考になる点はあると思うので、個別株に興味がある方はチェックしてみてはいかがでしょうか?

下記、ポイントを。

------------------
第11章 アニュアルレポートを丹念に読む
------------------
●貸借対照表の分析
-運転資本=流動資産-流動負債

-流動比率=流動資産÷流動負債
 製造業では200%が適当

-厳格なテスト=(流動資産-棚卸資産)÷流動負債


●損益計算書の見方
-棚卸資産回転率=売上高÷棚卸資産

-有形固定資産回転率=売上高÷有形固定資産

-利益率

●株主資本利益率(ROE)

●従業員一人当たり売上高


------------------
第13章 銘柄選びにはこんな方法があります
------------------
●儲かる株を選ぶための10の基本的な材料 (主にバリューラインの情報をチェック)
-業界内ランキング
-タイムリー性
-安全性
-負債
-ベータ値
-売上と利益
-株価
-PER
-アップサイド・ダウン・レシオ
-経営陣

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2008年6月18日 (水)

勝間 和代、決算書の暗号を解け! ダメ株を見破る投資のルール

「企業の財務諸表なんてウソばっかり!投資なんて出来ないよ!」

と、株好きの方なら一度ならず思ったことがあるでしょう。典型的にはライブドア。違法すれすれ、と言う線を踏み越えて、グレーならぬ黒い会計操作をやっていたのに気づかずに、痛い目にあった人もいることでしょう。

そんな方に参考になるのがこの投資本。

勝間 和代著、決算書の暗号を解け! ダメ株を見破る投資のルール

評価は

★★★☆☆ (立ち読みする価値あり)
(評価の基準はこちら)

うーん、内容的には真っ当だし、

 会計士の視点
 (証券)アナリストの視点
 投資家の視点

で企業の財務諸表を吟味しよう、と言うスタンスは賛成。

ただ、説明難しくないか?と言うのがひとえに評価が高くない理由。

だってさ、これ読んで内容が分かる人は、読む必要がない人なんじゃない?

「貯蓄から投資へ」と言う勇ましいかけ声の元、多くの投資家予備軍が惑っている現実の中、この本をエッセンスをもっとかみ砕いて説明した本こそが望まれるわけです。

もちろん、それが、勝間さんのやりたいこととマッチするかは別問題だけどね。

以下、ポイントを。

●利益の質を見極める1
会計発生高が大きいほど利益の質に問題がある

会計発生高=(当期純利益+特別損失-特別利益)-営業キャッシュフロー
       =会計利益+現金利益


●利益の質を見極める2
ROAが継続して下がっていたら要注意


●企業分析の4ステップ
1. 必要なものを用意する
 分析対象企業の決算書 (最新+1期前)
 同業他社2社の財務諸表
 電卓/エクセル

2. アナリスト目線
 分析対象企業が属する業界は
  今後どのくらい成長するか
  規制産業か
  規模の経済がはたらくか?
 分析対象企業は
  ライバルにない強味を持っているか
  その強味がどのくらい参入障壁になるか

3. 会計士目線
 売上高・営業利益・経常利益の伸び
 ROA
 のれん代
 営業利益・営業キャッシュフロー・投資キャッシュフローのバランス
 特別利益と特別損失(額、項目数)
 実効税率

4. 投資家目線
 自分の見方とマーケットの見方を整理する
 投資判断マトリックスでとるべきアクションを決める

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ピーター・リンチ、ピーター・リンチの株式投資の法則―全米No.1ファンド・マネジャーの投資哲学

「株ってなかなか儲からないものだなぁ」

とお嘆きの貴兄にオススメの本を読みました。

ピーター・リンチ著、ピーター・リンチの株式投資の法則―全米No.1ファンド・マネジャーの投資哲学

評価は

★★★☆☆ (立ち読みする価値あり)(評価の基準はこちら)

米国の(世界的にも)著名ファンド・マネージャーによる株式投資の指南書、もとい、回想録です。

ていうのは、具体的に値上がりする株を見つける方法論はあまり書かれていなくて、過去の投資(彼の運用するマゼラン・ファンドを通じて)の際に考えたことをわりと淡々と述べています。

ただ、その中から、テクニックを超えて株式投資に普遍的に必要なマインドを読みとることも可能、じゃないかな。たぶん。おそらく。

一言で言うとそれは、

 一の言葉に惑わされずに自分で判断する
 そのためにも、会社の真の姿を見る
 なので、いくつかシンプルな尺度をもっておこう

という感じでしょうか。

後半は、米国企業の例ばかりで今ひとつピンとこないので評価は多少下げましたが、でも、一読しても良いと思います。

以下、ポイントを。

●ピーターの法則
ピーターの法則1: オペラの回数がフットボールの回数よりも3対0で多いとすれば、その生活はどこか間違っている

ピーターの法則2: 債券を好むものは、自分が失っているものに気づいていない

ピーターの法則3: クレヨンで説明できないアイデアには、決して投資をするな

ピーターの法則4: バックミラーからは未来は見えない

ピーターの法則5: 例え高名な音楽家の演奏であっても、ラジオで聞いたものにお金を払うことはない
           (投資信託の高い手数料を払うことはない)

ピーターの法則6: ファンドを選ぶなら、よいファンドを選んだ方が良い

ピーターの法則7: 本社ビルの仰々しさと、経営陣が株主への利益配分をいやがる度合は、明らかに正比例している

ピーターの法則8: 長期債権の利回りが、S&P500種指数の株式配当利回りを、6パーセントあるいはそれ以上上回ったとき、株を売って債券を買いなさい

ピーターの法則9: 一つとして、等しく同じ株などない

ピーターの法則10: アウトバーンを走っているときには、決して後ろを見るな

ピーターの法則11: 最高の銘柄はすでに持っている銘柄の中にある

ピーターの法則12: 常に完璧な運用が出来るという妄想から救ってくれるのは、株価の大きな下落である

ピーターの法則13: 「追悼のラッパ」が鳴っている間は、決して復活に書けてはならない
            (ナンピン買いはしない)

ピーターの法則14: その店が気にいると言うことは、その店の株を好きになる可能性があると言うことである

ピーターの法則15: 内部者が自社株を購入するのはよい兆候。ただしそれがニュー・イングランドの銀行家でなければ。

ピーターの法則16: ビジネスの世界では競争よりはむしろ、独占の方が健全である
           (斜陽産業の中の勝ち組の魅力)

ピーターの法則17: もし他の条件が同じなら、年次報告書にカラー写真が少ない会社へ投資せよ

ピーターの法則18: アナリストたちでさえ調査することを放棄したときこそ、買い始めるときである

ピーターの法則19: 空売りするか、金持ちの配偶者を捜している私人でないかぎり、悲観論は何の役にも立たない

ピーターの法則20: 人間同様、企業が社名変更をする理由は次の二つに一つ。結婚(合併)したか、世間に忘れてもらいたいような大失敗をしたときだ。

ピーターの法則21: 何であれ女王陛下が売るものは、買いである
            (イギリスの民営化企業はよい投資先である)

●銘柄選択は、熟練に基づく一種の勘が必要であり科学でもある。しかし、そのどちらか一方に重点をおきすぎると、かえって危険なものになってしまう。方法論にとらわれてしまっている人、例えば、バランス・シートばかりにこだわる人は、まず成功しないだろう。

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2008年6月16日 (月)

満留 敏明著、株式投資のための財務諸表分析―ビギナーでも安心 最新のバリュエーションモデルを学ぼう!

株で儲けるって、どうしたらいいの?

って、普通の人は思います。その回答は、世の中に数々ある「○○で儲ける」等というタイトルの投資手法の本。

でも、それって理屈の裏付けはあるのかよ?

と疑問に思う人へのお薦めがこちら。

満留 敏明著、株式投資のための財務諸表分析―ビギナーでも安心 最新のバリュエーションモデルを学ぼう!

評価は

★★★★☆ (購入して読む価値あり)
(評価の基準はこちら)

隠れた名著、と言うべきか好著。

ファイナンスの理論に基づいた理論株価算出の手法を、初心者にも分かりやすく解説しています。

さまざまな手法が紹介されていますが、それぞれの限界や実用性を評価した上で、残余利益モデルをメインとして説明するという流れもgood。

薄い本の中で広い範囲をカバーしたため(財務諸表の見方から、企業価値算出まで)、全体でうすーくなったり、解説が充分でなかったりするのは残念ですが、この本の位置づけを考えるとやむなし。

参考文献が書かれているので、この本に興味を持った人はそちらを読んでみましょう、と言うことでしょう。

株で悩んでいる人は、ぜひ一読してみてはいかがでしょうか?

下記、ポイント。

●財務諸表の見方を知るためには、個人のB/Sを作ってみる
 個人の価値を増やすには、借金しても意味がなくて、稼ぐしかない

●長期投資の評価方法
 正味現在価値法 (NPV)
  リスクって?
  割引率って?
  ベータ値って?

 割引配当モデル (Dividend Discount Model: DDM)

 株価収益率 (Price Earning Ratio: PER)
  PERには理論的裏付けがないので、タイムライン、クロスセクションでの比較が必要

 株価純資産倍率 (Price to Book Ratio: PBR)

 残余利益モデル
  残余利益=会計上の利益-資本の機会コスト=当期純利益-(機種純資産×割引率)
  限界 (前提条件次第で可変)
   期末純資産=機種純資産+純利益-配当金 (クリーン・サープラス・リレーション)
   ターミナル値は第2期の期待残余利益の永久年金
   必要リターン率はCAPMの公式を使って計算できる
   配当金は今期と同じ額が支払われる
   株式分割や増資は発生しない

●第7章財務諸表を使った経営分析 (指標分析)
-収益性
ROA, ROE

-効率性
総資産回転率、売上高総利益率 (なぜ粗利?)

-安全性
負債比率、流動比率

●株価ってどうやって決まるの?
 要因
  外的要因
  内的要因
 株価=現在の純資産+将来の純資産の増加分(期待値)

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山田 真哉著、女子大生会計士の事件簿 世界一やさしい会計の本です

大人気シリーズ、「女子大生会計士の事件簿」の別冊を読んでみました。

山田 真哉著、女子大生会計士の事件簿 世界一やさしい会計の本です

評価は

★★☆☆☆ (このような本があることを知っておく価値あり)
(評価の基準はこちら)

本編、「女子大生会計士」でも書きましたが、この著者は徹底して会計士視点から解説しています。

そこが、良くもあり、悪くもあり。

つまり、会計士を目指したい、会計のプロになりたいという人であれば、○(マル)。でも、そうではなく、一般の投資家、ビジネスマンであれば、「そこまで知らなくてもいーじゃん」という知識ばかり。

っていうか、切り口が良くないんだよな。せっかく冒頭で、

 水 = 資金源
 木 = 資産・財産
 火 = 費用・出費
 金 = 収益・売上

という面白い(5行陰陽説をベースにした)例を提示しているのに、それが有効に使われていない。この例を元に、「財務諸表の見方」の説明をしてくれればいいのに、「財務諸表の作り方」の話が延々と繰り広げられてしまうのですね。

と言うことで、本編でも述べましたが、会計士の世界を知りたい、という方は読んでみてはいかがでしょうか?

下記、ポイントを。

●会計的センスを身につけるコツ
 わり算を使う
 大きな数字に注目する
 お金の回転を知る

●決算書の3大指標
 安全性(つぶれない力) 自己資本比率
 収益性(儲ける力) 総資本利益率
 成長性(伸びる力) 売上高増加率

●決算書の見方
 過去との比較
 同業他社との比較
 業績予想との比較

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2008年6月 9日 (月)

ベンジャミン・グレアム他著、賢明なる投資家【財務諸表編】

いや、ビックリしたよ。

  「こんな内容で本が出せるんだー」

って。

値段を確認して、3,800円で二度ビックリ。

ベンジャミン・グレアム他著、賢明なる投資家【財務諸表編】

評価は

★☆☆☆☆ (価値なし)
(評価の基準はこちら)

同じ著者によるベストセラー、「賢明なる投資家」のサブテキストという位置づけではあるんだろうけど、単なる財務諸表の勘定科目の解説書。

きっと、「信者」の人が買うんだろうなぁ…、と思いつつ、こんなの出版しちゃって良いのかなぁ、と、なかなか割り切れない想いも持ったのでした。

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戸谷 圭子著、リテール金融マーケティング―顧客を知って儲かる仕組みを作る

銀行に行くと、思うことってないですか?

  「もっと、お客のことを考えてくれよ!」

って。

お役所っぽいのは、これまで規制業界であったなごりでしょうがないのかもしれないけど…、普通のビジネスマンには理解できないことってたくさんありますよね。

これからの金融機関はそれじゃイカン、と言っているのが、こちら。

戸谷 圭子著、リテール金融マーケティング―顧客を知って儲かる仕組みを作る

評価は

★★★★★ (何度でも読む価値あり)

(評価の基準はこちら)

金融ビジネス(主に銀行)のマーケティングに関して、ここまで理論と実践をまとめた本はないんじゃないかな。仮に、サービスマーケティングの本と見たとしても一級品です。

ホンと、プロとして金融業界に携わる人にはぜひ読んでもらいたい好著ですが、あえて、ここでは要望を。

●もうちょっと、読みやすくならない?
本の位置づけ上仕方がないと言えばないのですが、せっかく良いことを言っているんだから、読ませる工夫が欲しかったのも事実。


●「金融」っていってるわりには、銀行オンリーだよね?
「はじめに」では、金融の機能を網羅して説明したうえで、全てをカバーすると言っているんだから、リテールの証券商品販売についてはもっと触れて欲しかった(実際には、第7章でちょっとだし、全体の中に統合されていない)。


●既存の枠組みで良いの?
立ち位置として、既存のビジネスモデルの中で寄り効率的に収益を上げる示唆をしているんだけど、うーん、せっかくここまで精緻に論を構築してあるんだから、顧客ニーズにもとづいて新たなビジネスモデルを考える、という視点があっても良かったんじゃないかな。

●「心理」って言うわりには…
本書のメッセージの一つとして、顧客の心理まで深掘りして理解しよう、と言ってるんだと思うんだけど、そのわりにはデータの統計的な分析が中心で、なんというか、本との顧客増が見えてこないんだよね。

デプス・インタビューなんかでもっとリアルに顧客の声をつかみとることを考えても良かったんじゃないかな。


【ポイント】
●金融の範囲/業務範囲
 交換の媒介 決済機能 決済
 貨幣の貸借 金融仲介 金融仲介機能 預貯金・資産運用商品・保険
信用創造 信用創造機能 ローン・為替与信・クレジット・カード

●サービスの特性 (IHIP)
 無形性 (Invisibility)
 不均質性 (Heterogeneity)
 同時性(不可分性) (Inseparability)
 消滅性 ( Perishability)

●金融の特性
 媒介性
 価値変動
 予約制

●金融サービスのマーケティング・ミックス (4P + 3P)
 有形化 (Physical evidence)
 提供過程 (Process)
 顧客参加 (Participants)

●金融サービス品質の測り方
 SERVQUAL
 SERVPERF
 3次元モデル
  商品品質 (プロダクト)
  相互作用品質 (リレーションシップ)
  機関品質 (ブランド)

●ロイヤルティの4段階 (by Richard L Oliver)
 認知的ロイヤルティ
 感情的ロイヤルティ
 意図的ロイヤルティ
 行動的ロイヤルティ


●品質とは (by 狩野)
 当たり前品質
 魅力品質


●離脱トリガー
 外部トリガー
  ポジティブ・トリガー (他社アプローチ)
  ニュートラル・トリガー (顧客の環境変化)
 内部トリガー
  ネガティブ・トリガー (自社不満経験)


●手段目的連鎖モデル
 価値観 (究極的に求める価値観)
 情緒的価値 (感情面を満たす価値)
 機能的価値 (機能面を充たす価値)
 商品属性

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2008年6月 1日 (日)

山田 真哉著、女子大生会計士の事件簿

「公認会計士」って何をやってる人だろう?

という疑問に、分かりやすいストーリー仕立てで答えを与えてくれるのが本書、

  山田 真哉著、女子大生会計士の事件簿

  ★★☆☆☆ (このような本があることを知っておく価値あり)

(評価の基準はこちら)

いや、良い本だと思うんですよ、会計士の仕事を知る上では。

でも、それって一般のビジネスマンが知る内容なの?、と言うのがひとえに低評価の理由。だってさ、裏金の作り方とか、企業の株買い占めに伴う詐欺の手口とか、どれほど実ビジネスに役に立ちますかね?

ちなみに、巻末にある付録は、これまた公認会計士の仕事内容を知る上では有意義。なので、そっちに興味がある人だったら読んでみて、と言うことになります。

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2008年5月11日 (日)

神戸、幸せな老後を呼び込む ほんとうに真っ当な資産運用

自分で、「真っ当ですよ」と言っている人に限ってかえってうさんくさく見えないですか?

なので、この本も警戒心をもって読み始めましたが、本当に真っ当でした。

  神戸孝著

幸せな老後を呼び込む ほんとうに真っ当な資産運用

評価は

 評価★★★★☆ (四つ星)

(評価の基準はこちら)

「真っ当さ」のゆえんは、広い範囲をカバーしていることにあります。

ほら、資産運用の本って、どうしても「いかに儲けるか」になりがちじゃないですか。

ところが本書は、どのくらい必要か、と言う使うサイドにも、そして住宅ローンという借りるサイドにも言及してあるのが特徴。つまり、マネーのビッグファイブ(ふやす、つかう、かりる、そなえる、かせぐ)が全て網羅されているわけ。

逆に、その分だけ個々の論点が薄くなってしまったのは否めないので、参考文献を載っけてくれるともっとよかったんですけどね。

あと、もう一つの大きい短所としては、よんでて面白味がないこと、かな。

FPの人の特徴なんだけど、ライフプランから話にはいるわけですよ。あなたはこのくらいお金が必要なんですよ、って。

まさに正論、真っ当ではあるんだけど、その手の話って聞くだけでげんなりしちゃうんだよな。

ま、でも、上述の通り良い内容なので、我慢して読み進めてみると、きっとタメになると思います。

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2008年4月22日 (火)

シリーズ: 行動ファイナンスを超えて テリー・バーナム著、トカゲの脳と意地悪な市場

シリーズ: 「行動ファイナンスを超えて」第二弾はこちら。

タイトルがナニで、この著者大丈夫かなぁ、と思いましたが、実は内容的には真っ当な経済学と投資の本。

ってゆーか、タイトルのわりには、「トカゲの脳」があまり出てこなくて、竜頭ダヴィンチ・コード、もとい、竜頭蛇尾な感を否めず。

  テリー・バーナム著

トカゲの脳と意地悪な市場

評価は

 評価★★☆☆☆ (二つ星)

(評価の基準はこちら)

「トカゲの脳」というキーワードにたくして、人間の不合理な投資行動を新科学的な観点から解説するのはgood

加えて、経済学の基本原理(インフレ、為替と金利)、代表的な投資先(債券、株式、不動産)についての解説もgood

ところが、評価の悪さはひとえに読みにくさにある。だらだらとヘンテコリンな例が多くて、よくわからんッス。

ちなみに、訳もヒドイね。

オビ・ワン・ケノビが、ルークに向かって、「軍隊を使え」はないだろう?おそらく原文は、"Use your force" (フォースを使え)。よくこれで、恥ずかしげもなく「訳者の」献詞なんか書けるよな。つーか、ふつう訳者が献詞を書くか?著者のバーナム氏の奥さんは日本人なんだ!って一瞬思っちゃったよ、オイ!

コホン。失礼。つい興奮したようです。格調高くいきましょう。

えー、投資のアドバイスはある意味真っ当。特徴としては、少なくとも出版時(2005年)の米国の投資環境においては、債券を中心にしたもっと保守的なアセット・アロケーションを考えてはどうか、と言う点かな。ダウ平均のその後の推移を見る限り結果としてはあたっていなかったけど、ロジックは分かる。

下記、投資のアドバイスの部分だけピックアップして掲載します。よく見ると、このアドバイスもずいぶん偏ってるね(個別株を前提にしているのかな?)

------------------
第10章: 時代をこえたアドバイス
------------------
1. 感情的には取り引きしないこと。できるだけ小さな取り引きにすること。
2. 決して他人の助言で取り引きしないこと。
3. 決してナンピンしないこと。投資を買い増しするのは、価値が上がっているときだけ
4. ドルコスト平均法をしないこと。
5. あなたの投資ニュースの摂取量は、絶えず自分の取り引きの時間枠と等しいものにすること。
6. 自分の投資建玉を合計した姿で見ること。とくに防衛的な建玉と、守られている他の投資と結び付けて確かめること
7. 自分の投資の建玉を充分に保守的に維持すること。
8. 過度に取り引きする人は、衝動的な取り引きができないような投資のアレンジをするべきである


------------------
第11章: タイムリーなアドバイス
------------------
1. リスクの低い資産に資金を多く配分すること
2. インフレとデフレの防衛となる債券を買うこと
3. 短期の債券を買うこと
4. 小さな家に住むこと
5. 住宅ローン(モーゲージ)を固定金利にすること
6. 他の通貨に投資すること
7. 借金を返すこと
8. 確実な収入源を確保しておくこと

------------------
意地悪な市場から利益を上げるための4つのカギ
------------------
1. 人とは違うことをすること
2. ドーパミンを放出しない取り引きをすること
3. 感情的に現実的な投資プランを作ること
4. 計画にこだわるように充分に強くあれ

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2008年4月 6日 (日)

シリーズ: 行動ファイナンスを超えて ピンカー著、人間の本性を考える 心は「空白の石版」か

当サイトでもたびたび紹介している行動ファイナンス。「人間は合理的ではないし、投資の意思決定でさまざまなエラーを起こす」というコンセプト、賛成です。自分で振り返ってみて、トンチンカンなことをやっているしね。

では、問題。人間は、なぜ投資の意思決定において、そのようなエラーを起こすのでしょうか?

というのを深掘りするのがこのシリーズ、「行動ファイナンスを超えて」です。

今回紹介するのは、人間はそんなにバカではないよ、と言う本。

いや、もちろん、投資の意思決定でエラーを起こすのは認めます。

でも、その原因を、単に、「バカだから」と捉えるのは間違ってるんじゃないの、という立場です。むしろ、人間の心の働きは進化の過程において最適化されてきたが、現代の環境にマッチしないのでさまざまなエラーを引き起こしている、と言うことですね。キャッチーなキーワードで言うと、「進化心理学」という学問分野です。

今回紹介するのは、進化心理学を広めるキッカケになった本。

  ピンカー著

人間の本性を考える 心は「空白の石版」か (上)

と、ここまで派手な前振りしておいて悪いんだけど、

評価は

 評価★★

(評価の基準はこちら)

正直言って、何を書いてあるのかよく分からんかった。

原文のせいなのか、翻訳のせいなのかは判然としないが(おそらく両方?)、書いてあることの意味を掴むのが難しい。たとえば、

  「心の世界は、情報、計算、フィードバックという概念によって物理的世界にもとづかせることができる」

とか、意味分かる?

わかんねーよ!もうちょっとやさしく書いてくれよ!

と言うのが偽らざる感想。

(上)だけ読んで、後を続ける気力はなくなってしまった。

あ、唯一発見があれば、名著「従・病原菌・鉄」(ダイアモンド著)が、進化心理学と関連しているという指摘。今度こっちを読み直してみよう。

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2008年4月 2日 (水)

末永他、神と悪魔の投資論―リスクと心理のコントロール

書名がキャッチーなわりには真っ当なことを書いてあるのに、今ひとつ言いたいことが伝わらなくてもったいない、というややこしい本。

  末永他

神と悪魔の投資論―リスクと心理のコントロール

評価は

 評価★★★

(評価の基準はこちら)

筆者は、ディーラーや資産運用アドバイス業務などを経て、現職は日興コーディアル証券SMA・アドバイスセンター長。なので、いわば投資のプロ。

書いてあることも非常に真っ当かつ、面白い指摘が多い。たとえば、

 ・アナリストのレーティングはけっこうあたっている(その後株価は上昇した)

 ・ということは、アナリストレポートを元に、投資対象のを絞り込むことが出来るのではないか

 ・その上で、特定の銘柄を絞り込んで、「LC-PH戦略」を実施すればかなりの確立で勝てるはず

 ・LCはロスカット。買った金額よりも、たとえば15%下落したら自動的に売ってしまう
 
 ・過去のデータによるとロスカットは15%がもっとも効率よい
   ※全銘柄を毎日売り買いするシミュレーション結果なので、どのくらい現実的かは限定的

 ・PHはプロフィット・ホールド。儲けが出ている銘柄は持ち続ける

 ・ロスカット率の設定によって、売買可能金額の条件が決まってくる

 ・LCとPHを組み合わせる際に、トレイリング・ストップを使う

などなど。

一方で、全体としてのまとまりがないのが残念。冒頭のリスクの説明を読むと、初心者向けの本なのかな?と思ったが、中盤以降は明らかに経験者を意識した書き方。専門用語もバンバン出てくるしね。

どうように、せっかく上記で説明したLC-PH戦略を、「はずれることを前提として使うのだ」といっちゃっているので竜頭蛇尾というか、逃げてんじゃねーよ、というか。

そう言えば、著者がスピーカーを努めるセミナーに行ったことがあるが、いい人なんだけど衒学的というか、韜晦趣味がある感じ。

とはいえ。

良いことが書いてあるのも事実なので、個別株でシステマティックに儲ける方法を考えたい方は、読んでみてはいかがでしょう?

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2007年2月24日 (土)

中村 芳子、20代のいまやっておくべきお金のこと

現役ファイナンシャルプランナーが語る、若い女性に必要なお金の知識

中村 芳子著

20代のいま、やっておくべきお金のこと

評価は

 評価★★★★

(評価の基準はこちら)

筆者は豊富なコンサルティング経験から、特に若い女性に必要なお金のエッセンスを説明しています。節約から投資、自己啓発から避妊まで、おカネに関する必要な知識が網羅されているところが魅力です。

しかも、アドバイスがかなり具体的なので、読者にとっては役に立つでしょう。たとえば、貯蓄だったら手取り収入の10%を貯める、そのうえで、「給料2ヶ月分の貯金が出来たら証券投資をはじめる、と具体的な数字とともに行動のアドバイスがあるので、お金の知識がない人には目安になるでしょう。

一方で、ポイントが漫然と並べられている印象もあり、全体として何をいいたいのが伝わりにくいのがちょっと残念です。せっかく冒頭で、お金の管理を車にたとえて、

  仕事    貯金

  収入    運用

という枠組みを示してくれたのですから、全体もこれで整理してくれたら分かりやすかったとも思うのですが…

とはいえ、投資を無理に進めるでもなく、中立な立場から、必要な知識を説明しているという点で、良書であるのは間違いありません。おカネに関する知識を広く浅く知りたい、と言う方は一読してはいかがでしょうか。

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2006年8月 7日 (月)

菊池、投資信託を読む

久々に書評を1本。

菊池誠一著

 「投資信託を読む」

評価は

 ★★★

(評価の基準はこちら)

投資信託(インデックスファンド)を中心に、長期にわたって資産を築くことの重要性を指摘した好著だと思います。

主張としては、

 -老後資金として7,000万円プラスアルファ必要なので、それを目標に資産づくりに励むべし
 -インフレもにうち勝って資産をつくるためには、株式投資がもっともよい
 -とはいえ、個別の銘柄は言わずもがな、投資信託といえどもよいリターンを生むものを見つけるのは難しい
 -従って、インデックスファンドが資産構築の中心となるべし
 -ただ、株式投資ですら平均年率10%の実質リターンを得るのは難しいのが実情
 -従って、一日も早く運用を始めるのが吉

という、身もフタもないといえば身もフタもない、リアリティに富んだ結論が示されています。

面白いのは、株式と債券を組み合わせたポートフォリオを否定していること。債券投資では老後資金に必要な資産を構築できないので、株式投資が中心になるべきであるとの立場を取っています(最後の年齢ごとの資産構築例では、株式と債券のポートフォリオが述べられています)。

この本の出版は2001年なので、日経平均が7千円台にまで落ち込んだ2003年4月を経験してない状態での主張です。仮に、7千円台になった状況を見たとしたら、著者の主張は変わるのでしょうか?興味があるところです。

内容的にちょっと難しいのと、ポイントポイントで出てくる、「過去○十年のデータをみると…」という実績の説明は、多少うるさいのを考慮して星ひとつ減らしましたが、実際に運用を始めていて、自分のポリシーを今一度確認したい、という方にはお薦めできると思います(それだけ中身がしっかりしているということ)。

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2006年5月25日 (木)

大垣、金融アンバンドリング戦略

サイト名変更後の第1弾記事は…

地味ーに、書評です。というか、久しぶりですね、書評を書くのは。

大垣尚司著

金融アンバンドリング戦略

評価は、

 ★★★★★

(評価の基準はこちら)

どちらかというと、というか明らかに金融業界で働いているプロフェッショナル向けの本なのですが、久しぶりに「シビれた」本なのでぜひ紹介させてください。


内容的には、金融業界で、これまで1つの会社内で持っていた様々な機能をバラバラにして別の会社で持たせる(「アンバンドリング」というキーワードで著者はまとめています)ことで、日本の金融機関はもっと強くなれるのではないか、という提言をしています。

分かりやすくパソコンでたとえると、マッキントッシュからDOS/VのPCへの移行、ですね(あんまり分かりやすくないか)。

つまり、部品(CPU)からコンピュータ本体からソフトウェアまで全てを自前でつくっているのがアップルのマッキントッシュ。それを、DOS/VのPCのように、CPUはインテルが、OSはマイクロソフトが、PC本体はいろいろなメーカー(Dell、NEC、富士通、etc.)がつくるという構造にするのが、「アンバンドリング」です。

PC業界においてインテル、マイクロソフトが非常に競争力を持つ会社になったように、金融機関においてもアンバンドリングして、バラバラにされた機能の専業になった方が、より強い会社になれるのではないか、ということを筆者は提言しているわけです。

一見難しそうですが、既にアンバンドリングがおこった米国の金融業界や、著者が実際に経営を行っている企業の事例も抱負に盛り込まれているので、非常に面白く読み進めることができました。さらに詳しい内容を知りたい方は、ブログ「↑College Life ~今を生きろ~」さんの記事を読んでみてください。


いま、個人投資家を取り巻く状況ってものすごい勢いで変化していると思うんですね。たとえば、郵便局で投資信託が売られるようになったり、様々な投資に関する情報がインターネット経由で簡単に手にはいるようになったり。

そんな中で投資の意思決定をしていくためには、将来日本の金融業界がどうなっていくのかの指針が欲しくて読んでみました。

誰にでもお勧めできるというわけではありませんが、ご興味がある方はぜひご一読下さい。

ちなみに、さらに興味を持った方は、ダイヤモンド・ハーバード・ビジネス・レビュー2002年2月号に掲載されていた、「シフトする収益源を先読みする」、というコラムも読むと、さらに面白いと思います(あぁ、さらにマニアックな話題になってしまった)。

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2006年2月21日 (火)

倉都、金融史がわかれば世界がわかる

金融市場(というか、国際的な金融システム)の発展を1800年代にさかのぼって解き明かしている本を紹介します。

倉都 康行著

 金融史がわかれば世界がわかる―「金融力」とは何か

評価は

 ★★

(評価の基準はこちら)

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2006年1月 1日 (日)

ラリー・E・スウェドロー「間違いだらけの投資法選び―賢明な投資家が陥る52の落とし穴 」

あけまして、おめでとうございます。本年も当ブログ、マネーユニバーシティをよろしくお願いいたします。

さて、本年一冊目は”ウォール街が教えたくないこと”の作者による投資ガイドブックです。

4775970070


ラリー・E・スウェドロー 著 長尾 慎太郎 井田 京子 訳
 「間違いだらけの投資法選び―賢明な投資家が陥る52の落とし穴

 パンローリング 368P
 2002年
評価は
 ★★★★


(評価の基準はこちら)

ウォール街があなたに知られたくないこと」に引き続き書かれた投資ガイド第三弾です。前著ではアクティブ投資の無意味さとインデックスファンドの有利さを、これでもかというぐらい詳細なデータをもとに語っていました。が、本書ではがらりと趣向を変えて全部で52の一問一答で投資家の陥りやすい間違いを教えてくれます。

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2005年12月31日 (土)

アンドリュー・トビアス「トビアスが教える投資ガイドブック ― 賢いお金の使い方、貯め方、増やし方」

全米大人気のマネーキャスターが送る投資ガイドブック


アンドリュー・トビアス著 伊能 早苗 ,藪中 久美子 訳
 「トビアスが教える投資ガイドブック ― 賢いお金の使い方、貯め方、増やし方」

 パンローリング 448P
 2002年
評価は
 ★★★


(評価の基準はこちら)

本書の原題は”人生に必要な唯一の投資ガイドブック”です。確かに、素人投資家にとってこれほどわかりやすく具体的に書かれているものはないでしょう。冗談とユーモアあふれる文体ながら、押さえるべきところはきちんと押さえられ、さらには具体的に取らなければならないアクションまで書かれていてまさに完璧です。

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2005年12月30日 (金)

奈須野 太 「不正競争防止法による知財防衛戦略」

情報化社会の富の源泉”知財”を守る不正競争防止法戦略


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奈須野 太 著
 「不正競争防止法による知財防衛戦略

 日本経済新聞社 299P
 2005年
評価は
 ★★★
(評価の基準はこちら)

情報化時代となり、情報というお金を生む資産をどうやって守っていくのかというのは大きい問題です。物理的なお金や土地などであれば、その資産防衛に関して民法・刑法などが使わますが、情報を守るためには、いわゆる知財関連法(特許法・実用新案法・商標法・意匠法・著作権法など)を活用していく必要があります。そのなかで今後企業実務に良く利用されていくであろう不正競争防止法(平成17年11月1日改正施行)を解説するのが本書となります。

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2005年12月29日 (木)

トマス・J・スタンリー 「女性ミリオネアが教えるお金と人生の法則」

主婦でも億万長者になれる秘密とは

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トマス・J・スタンリー 著 春日井 晶子 訳
 「女性ミリオネアが教えるお金と人生の法則

 日本経済新聞社 304P
 2004年
評価は
 ★★★


(評価の基準はこちら)

アメリカ富裕層研究の第一人者トマス・スタンリー教授が送るお金持ちプロファイル研究の第三弾。前著、となりの億万長者なぜ、この人たちは金持ちになったのかでは、主に男性富裕層対象の調査結果でしたが、今回は女性富裕層に的を絞っての報告です。さて、アメリカの億万長者婦人たちにみられる意外な特徴とは何なのでしょうか?

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2005年12月28日 (水)

A. シュライファー 「金融バブルの経済学―行動ファイナンス入門」

効率的市場仮説に挑む行動ファイナンスという立場を明確にした入門書

4492652906


A. シュライファー 著 兼広 崇明 訳
 「金融バブルの経済学―行動ファイナンス入門

 東洋経済新報社 288P
 2001年
評価は
 ★★★


(評価の基準はこちら)

本書が出版された2001年は日本でのインターネットバブルが崩壊した直後ということもあって、書名が金融バブルの経済学になっていますが、バブル分析とは全く関係ありません。シカゴ大学のファイナンス博士課程の教科書にも指定されている行動ファイナンスの教科書です。

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2005年12月27日 (火)

小林 敏之 「あなたの「経験」を「通信講座」にして稼ぐ法」

情報起業(インフォプレナー)を日本に初めて紹介した著者による情報起業法

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小林 敏之 著
 「あなたの「経験」を「通信講座」にして稼ぐ法

 同文館出版 214P
 2005年
評価は
 ★★★


(評価の基準はこちら)

21世紀に入り情報化社会を迎え産業構造は変化しようとしています。情報化社会はこれまでの「モノ」経済と違い「情報」をやり取りする経済だと言わています。ただ、「情報」をやり取りすると言われてあまりにも突拍子もなく、ピンとこないでしょう。そこで、「情報」をやり取りしてお金を儲ける方法のひとつとして「情報起業」を提唱しているのが本書です。

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2005年12月26日 (月)

デイヴィッド・J. シュワルツ 「大金持ちになる人の考え方」

普通の人とは違う大金持ちの行動や考え方とは何か?

4478732167

デイヴィッド・J. シュワルツ 著 弓場 隆 訳
 「大金持ちになる人の考え方

 ダイヤモンド社 199P
 2002年
評価は
 ★★★


(評価の基準はこちら)

いわゆる成功哲学の本。
成功哲学の本は内容によっていろいろなパターンがあります。1.成功した人がその体験を語るもの、2.成功した人に取材した本、3.古今東西の成功哲学を研究したものなどです。本書の場合は分類3にあたりますが、筆者が人材開発コンサルタントであるため、伝え方がうまいというのが特長です。

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2005年12月25日 (日)

伊東 尚憲 「株よりやさしい不動産投資信託(J‐REIT)入門」

不動産投資信託J-REITを概観するための一冊

4860950593


伊東 尚憲 著
 「株よりやさしい不動産投資信託(J‐REIT)入門

 アスカビジネスカレッジ 158P
 2005年
評価は
 ★★★


(評価の基準はこちら)

一時期新商品としてもてはやされた日本版不動産投資信託J-REIT(ジェイ-リート)。本書はJ-REITに関しての基礎を解説した一冊。J-REITっていう言葉を聞いたことはあるけれど、いったい何のことなのかはわからないという方向けに作られたコンパクトな入門書です。

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2005年12月24日 (土)

「生命保険 知って得する数字のカラクリ 」

生命保険のトリビア

4774124303

柳澤 美由紀 石川 英彦 監修 株式会社マネーライフナビ著
 「生命保険 知って得する数字のカラクリ
 技術評論社 192P
 2005年
評価は
 ★★★

(評価の基準はこちら)

技術評論社の「数字のカラクリ」シリーズ。生命保険に関係のある数字をまとめて、それを切り口に解説が行われています。かなり詳細な数字をあげてあるので、じっくり何事も調べてからではないとという方が保険に加入する前に読まれるとおもしろいかも

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2005年12月23日 (金)

エレン ジェファーソン なぜか「お金が貯まる人」の習慣

英国流生活の知恵


4821107538

エレン ジェファーソン 著
 「なぜか「お金が貯まる人」の習慣

 ぶんか社 233P
 2001年
評価は
 ★★


(評価の基準はこちら)

イギリス生まれの筆者は若い頃に日本を旅し、美術、建築、庭園、茶の湯など華美をきらい質素に生きるという文化に感銘を受けます。日本は潔いまでに簡素ですっきりしており、これこそがイギリス人の理想とするModestだと感じ入るのです。そんな筆者が夫の転勤に伴い再び来日します。しかし、そこで見た日本はかつてと違うモノ余り大国、日本なのでした。

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2005年12月22日 (木)

金井 高橋 「キャリアの常識の嘘」

キャリア形成についての誤った常識を専門家の視点から正す

4023303623


金井 壽宏 高橋 俊介 著
 「キャリアの常識の嘘

 朝日新聞社 214P
 2005年
評価は
 ★★★


(評価の基準はこちら)

資産形成の条件に安定した収入というものがあります。収入を生むものは不動産や株、債権等からの所得もありますが、やはり初めのうちは自分の労働収入が大きい要素を占めることは間違いありません。その労働収入を増やすためのキャリア形成について世間の常識がいかに誤っているかを専門家の目からずばり指摘します。

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2005年12月21日 (水)

山口 揚平 「なぜか日本人が知らなかった新しい株の本」

会社価値の評価(バリュエーション)から株式投資を考える本

4270000813

山口 揚平 著
 「なぜか日本人が知らなかった新しい株の本

 ランダムハウス講談社 208P
 2005年
評価は
 ★★★


(評価の基準はこちら)

おおかたの日本人は株式投資の経験が少なく投資手法もまだまだ洗練されていない。入門書を読んで株式取引を始めたはいいが有名会社の株ばかりを購入してみたり、ネットや雑誌などで推奨されている銘柄に手を出したりして失敗している。少し勉強が進んだ投資家でも投資にはほとんど意味のない株主優待を比較してみたり、ギャンブルのようにチャート分析に頼ったりする程度。そんな投資法ではなく、外資の機関投資家が使っている投資手法、バリュエーションを勉強させてくれる本。

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2005年12月20日 (火)

ラリー・E・スウェドロー 「ウォール街があなたに知られたくないこと」

プロ投資アドバイザーによる現代証券投資理論の解説

4797318376


ラリー・E・スウェドロー 著 山内 あゆ子 訳
 「ウォール街があなたに知られたくないこと
 ソフトバンククリエイティブ 472P
 2002年
評価は
 ★★★


(評価の基準はこちら)

 この5銘柄が狙い目だ! 年末(株)相場は「円安」で儲けろ
 個人投資家必読! 専門家6人が年末&年始トレンドも予測 「ストップ高」市場の12銘柄
 5人の注目アナリストがテーマ別に優良株をチョイス!
 超・低位株投資で一発逆転を狙え!

最近の週刊誌やお金儲け雑誌の見出しをいくつか拾ってみましたが、ちまたの投資本やお金儲け雑誌を見てもほとんどの場合、人気ファンドマネージャやカリスマ投資家のご託宣が載っている場合が多いと思います。でも、これを実際に信じてしまっても良いのかなという疑問を持った方へおすすめ。

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2005年12月19日 (月)

若林史江 「株が好き♪―たった1銘柄の売買でも1000万円儲けられるフミエ流マル美株式投資術」

兜町のアイドル若林史江さんのライトエッセイ

4757210728


若林史江 著
 「株が好き♪―たった1銘柄の売買でも1000万円儲けられるフミエ流マル美株式投資術
 アスペクト 189P
 2004年
評価は
 ★★
(評価の基準はこちら)

筆者の若林史江さんは18歳のときにご両親の事業が失敗したことをきっかけに極貧生活を強いられます。その後、それをバネに株式投資の世界に飛び込み、現在はファイナンシャルアドバイザー兼トレーダーをされています。そんな若林さんの株式投資体験記。

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2005年12月18日 (日)

バーバラ スタニー 「お金に強い女になる!」

お金のことを考えるだけで頭が痛くなる人へ

4584186308


バーバラ スタニー 著 大西 央士 訳
 「お金に強い女になる! 21st Femina Series
 KKベストセラーズ 270P
 2001年
評価は
 ★★★
(評価の基準はこちら)

これまでにお金のことを考えたことがない、数字のこと考えるだけで頭が痛くなりそうだという方向けのお金に関する自己啓発本。

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2005年12月17日 (土)

山本有花 「毎月10万円は夢じゃない!「株」で3000万円儲けた私の方法」

カリスマ?主婦トレーダー山本有花さんの株式投資入門書

4478630925

山本有花 著
 「毎月10万円は夢じゃない!「株」で3000万円儲けた私の方法
 ダイヤモンド社 323P
 2004年
評価は
 ★
(評価の基準はこちら)


カリスマ主婦トレーダー山本有花さんの出世作。(山本さんは2005年中に株式投資関係の本を共著も含め10冊近く出版されました)主婦やOLのあなたがいかにして株式投資を開始すれば良いのかが、筆者の身近な体験をもとに平易に語られます。

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2005年12月16日 (金)

超ウルトラ節税テクニック−“プチカンパニー”から“温泉”“沖縄”まで 知ってトクするやらなきゃソン−

節税という言葉にひかれて手にとってみたものの・・・

4534602138


 「超ウルトラ節税テクニック−“プチカンパニー”から“温泉”“沖縄”まで 知ってトクするやらなきゃソン−
 日本実業出版社 128P
 2005年
評価は
 ★
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ムック形式の節税ノウハウ集。
サラリーマンの法人成りによる経費計上や、損出しによる所得税軽減、住宅ローン控除特例の活用など細かな節税ノウハウの数々を見開き2ページでカタログのように載せています。

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2005年12月15日 (木)

ジョン・アレン・パウロス 「天才数学者、株にハマる 数字オンチのための投資の考え方」

株式投資でひどい損失を出した数学者が自戒をこめて書いた投資についての考え方

4478630879


ジョン・アレン・パウロス著 望月 衛, 林 康史 訳
 「天才数学者、株にハマる 数字オンチのための投資の考え方
 ダイヤモンド社 264P
 2004年
評価は
 ★★★★
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ジョン・アレン・パウロスさんはテンプル大学の数学教授でABCニュースのコラムニストも勤めています。彼がインターネット関連銘柄ワールドコムへ投資をして、インターネットバブル崩壊と共に莫大な損失(執拗な難平買いや信用取引まで)を出してしまったことから、自戒を込めて株式投資の考え方を説明しています。

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2005年12月13日 (火)

ヒロ・ナカジマ「図解 ハワイプチ富豪の成功ノート」

ハワイプチ富豪、ヒロ・ナカジマさんの成功術

477620276X

ヒロ・ナカジマ 著
 「図解 ハワイプチ富豪の成功ノート
 アスコム 87P
 2005年
評価は
 ★
(評価の基準はこちら)


最近、書籍のダイジェストをムック形式で出版するのが増えています。このムックも同作者の「ハワイ プチ富豪の成功法則」のエッセンスを取り出した形になっています。では、なぜムックで出版されているのでしょうか。

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2005年12月12日 (月)

山田 伸二 「グローバル通貨戦争―人民元切り上げ、ドル下落と日本経済」

プラザ合意以降の外国為替相場を概観

4492681272


山田 伸二 著
 「グローバル通貨戦争―人民元切り上げ、ドル下落と日本経済
 東洋経済新報社 238P
 2005年
評価は
 ★★★
(評価の基準はこちら)


筆者の山田信二さんはNHKの解説主幹。報道部経済記者時代の取材活動を通じて見てきた、プラザ合意以降の外国為替相場の動きを概観しています。ドル円相場はもちろん、ドルユーロさらには中国経済の発展に伴う人民元の台頭まで、関係者の発言を元にとてもわかりやすく書かれています。

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2005年12月11日 (日)

チャールズ・エリス「敗者のゲーム(新版) なぜ資産運用に勝てないのか」

投資について理論的に学びたい方に勧めたいはじめの一冊

4532350689

チャールズ・エリス著
 「敗者のゲーム(新版) なぜ資産運用に勝てないのか
 日本経済新聞社 231P
 2003年
評価は
 ★★★★★
(評価の基準はこちら)


投資戦略についてアメリカ市場の実証データをもとに極めてまじめに論じた名著。投資戦略について学ぶ際に、はじめに押さえなければいけない基本書といってよいでしょう。本書に書かれていることは基本的なことばかりですが、その基本すら知らずに投資を開始してひどい目にあう方が多すぎます。わずか、1680円の書籍ですが、ここから学べる価値はまさに投資を続けていく上での一生の宝となるでしょう。

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2005年12月 9日 (金)

鈴木 雅光 「買ってはいけない「金融商品」のからくり」

国内で販売されている金融商品の落とし穴を解説

407236665X

鈴木 雅光著
 「買ってはいけない「金融商品」のからくり
 主婦の友社 189P
 2002年
評価は
 ★★★★
(評価の基準はこちら)


そろそろ冬のボーナスの季節です。日経平均も5年ぶりに一万五千円の大台突破など景気の良いニュースが続いているので、ボーナスの一部を投資にまわそうという方も多いかもしれません。さて、どんな商品に投資しますか?インド株ファンド、外国為替証拠金取引、バリュー株、個人向け国債、毎月分配型投信、投資型年金保険、ちまたにはずいぶんいろいろと流行の商品があります。
ただ、その内容を知ろうとしても宣伝やパンフレットには良いことしか書いてないみたいです。でも、ずばり本当のところはどうなんでしょうか?そんな疑問に答えてくれる一冊

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2005年12月 8日 (木)

山崎 養世 「チャイナ・クラッシュ―中国バブル崩壊後、日本と世界はどうなるのか」

中国と日本、世界の未来はどうなるのかを概観している本

4828411992

山崎 養世 著
 「チャイナ・クラッシュ―中国バブル崩壊後、日本と世界はどうなるのか
 ビジネス社 191P
 2005年
評価は
 ★★
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チャイナクラッシュ(中国崩壊)、ずいぶん物騒な題名な本ですが、いまや中国経済の発展に関係の深い日本でも他人事ではないので手にとりました。著者の山崎さんはもともとゴールドマンサックスに勤務し、民主党の高速道路無料化案のアイデアを出した人物としても知られています。

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2005年12月 6日 (火)

田丸 好江 「「タマル式」株式投資術―100万円から3億円をつくる奥義」

いわゆる株式必勝本、著者の田丸好江さんは「チャートの女神」と呼ばれてます。

4062127075


田丸 好江 著
 「「タマル式」株式投資術―100万円から3億円をつくる奥義
 講談社 223P
 2004年
評価は
 ★
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株式投資一年間132連勝と豪語する投資家の田丸好江さんが奥義を公開するといううたい文句にひかれて読んでみました。田丸さんは基本的にテクニカル分析に基づいて、投資を行っているようです。果たして、100万円を1億円にする”違いを生み出す違い”とは何なのでしょうか。

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2005年12月 4日 (日)

鈴木 雅光 「入門! インド株」

インド株投信を購入する前に読んでおきたい本

4757303289

鈴木 雅光 著
 「入門! インド株
 インデックス・コミュニュケーションズ 192P
 2005年
評価は
 ★★
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BRICs投資の一角として、中国についで注目されているのがもう一方のアジアの雄、インドです。先日、銀行のATMコーナーにもインド株投信の宣伝ポスターが貼られているのを見ました。ダイヤモンドZAIなどのお金儲け雑誌でもとりあげられたりと、巷でインド株投信は話題になっているようです。そんな中、タイミングよくインド株投資の入門書が出版されました。

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2005年12月 3日 (土)

内藤忍 「内藤忍のお金持ちになる投資成功ノート」

まじめに自分の資産設計を考えたいけれど、何から始めたら良いのか迷っている方への最初の一冊

4806121738

内藤忍 著
 「内藤忍のお金持ちになる投資成功ノート
 中経出版 191P
 2005年
評価は
 ★★★★★
(評価の基準はこちら)


何事も自己責任で行わなければならない時代、「お金」のことも自分で選択しなければならなくなっています。もちろん、ファイナンシャルアドバイザーや銀行・証券会社・保険会社など他の人に選択を手伝ってもらうことも可能です。でも、お金のことを人任せにはせず、自分でまじめに勉強したいときに何から始めればよいのでしょうか?
そんな、あなたにおすすめの一冊が本書です。

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2005年12月 2日 (金)

野地 秩嘉 「スイス銀行体験記―資産運用の達人プライベート・バンクのすべて」

スイス銀行、ナンバー口座、プライベートバンク、これらの単語に興味がある方にお勧め。

4478620563


野地 秩嘉 著
 「スイス銀行体験記―資産運用の達人プライベート・バンクのすべて
 ダイヤモンド社 216P
 2003年
評価は
 ★★
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マット・ディモン主演のアクション映画ボーン・アイデンティティでは記憶喪失になった主人公ジェイソンボーンがスイス銀行のナンバーアカウントにアクセスするところから始まります。このようにスイス銀行には何か秘密めいた場所というようなイメージがありますが、実際はどんなところなのでしょうか。本書では、実際のの担当者や利用者に対するインタビューからスイス銀行とは何かを明らかにします。

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2005年12月 1日 (木)

松田 哲 「為替のプロがやさしく教えるドル円ユーロ投資入門」

外国為替取引のとてもコンパクトな入門書です。

4822243486

松田 哲 著
 「為替のプロがやさしく教えるドル円ユーロ投資入門
 日経BP社 266P
 2004年
評価は
 ★★★★
(評価の基準はこちら)


外国為替、ガイタメ、Foreign Exchange、Forex、FXなど、いろいろな呼び方がある外国為替ですが、最近はオンラインFX取引業者のバナー広告などを目にする機会も多くなりました。海外投資の為替リスクの点からも注目されている方も多いかもしれません。ただ、外国為替は業界独自の用語が多く敷居が高い感もあります。そんな、そもそも外国為替ってなんだろうという方にとって本書は最適です。

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2005年11月29日 (火)

藤巻 健史 「 直伝 藤巻流「私の個人資産」運用法」

伝説のトレーダー、元モルガン銀行東京支店長の藤巻健史さんによるファンダメンタル分析です。

4062131900

藤巻 健史 著
 「直伝 藤巻流「私の個人資産」運用法
 講談社 270P
 2005年
評価は
 ★★
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藤巻健史さんはモルガン銀行時代、常に大きなポジションを取り巨額な利益をあげたことから伝説のトレーダーと呼ばれました。退行後、腕を見込まれヘッジファンドとして有名なあのジョージ・ソロスの投資アドバイザーも勤めています。(ただし、ここでは結果が出せずすぐに解雇になってしまったようです。)そんな、藤巻さんが現在の経済状況をどのように見ているかというのが本書です。

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2005年11月27日 (日)

オーレンロース 「億万長者だけが知っている雨の日の傘の借り方」

海外個人投資っていったい何?という人へのやさしい入門書です。

4062114321

オーレンロース 著 大楽祐二 訳
 「億万長者だけが知っている雨の日の傘の借り方―入門・海外個人投資
 講談社 268P
 2003年
評価は
 ★★★
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分散投資を行いリスクヘッジをするというのは資産運用の基本です。アセットアロケーションにも時間や商品カテゴリなどいろいろな切り口がありますが、地理的に分散を考える時にかかせないのが海外投資でしょう。ただ、海外投資といってもせいぜい外貨預金ぐらいしか頭に思い浮かばない人にとって、本書は良い入門書となるでしょう。

さて、ここで問題です。あなたは日本の銀行でドル預金をしています。これによって海外投資によるリスクヘッジをしていることになるでしょうか?

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2005年11月25日 (金)

細野真宏の世界一わかりやすい株の本

わかりやすいシリーズでヒット作を連発するカリスマ予備校教師細野真宏さんの株式投資入門です。

4163671102

細野真宏 著
 「細野真宏の世界一わかりやすい株の本
 文藝春秋 128P
 2005年
評価は
 ★
(評価の基準はこちら)

ビジネス本部門ランキングでも常に上位に位置する、細野さんの株式投資入門本を読んでみました。いわく、「400万部突破のカリスマ予備校講師が贈る、読んだだけで「実戦力」が身につく、今までになかった革命的な株の本」。でも、細野ファンの方には申し訳ないのですが感想はかな〜りがっかりといったところです。評価も★一つとなります。

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2005年11月24日 (木)

中村一誠 「長者番付日本一・清原銘柄で株長者になれ」

2004年度、長者番付一位になったタワー投資顧問ファンドマネージャ清原達郎氏の投資手法に学ぼうという趣旨の本です。

4871772497
中村一誠 著
 「長者番付日本一・清原銘柄で株長者になれ―年収百億円稼ぐ日本一の投資術
 あっぷる出版社 190P
 2005年
評価は
 ★
(評価の基準はこちら)

昨年度の長者番付一位(納税額37億、推定年収100億)として清原さんが発表されてから、いわゆる清原銘柄なるものが話題を呼びました。アーネストワン、卑弥呼、カッパクリエイト、レオパレス21などです。(当然ですが、ジャイアンツの番町キヨさんには関係ありません。)清原さんの運用手法はいわゆるバリュー株投資と言われるものらしいのですが、その秘密を明かすという宣伝に期待して本書を手にとりました。

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2005年11月23日 (水)

株本の評価-週刊ダイヤモンド特集

週刊ダイヤモンドの05年10月29日号で「株ベストセラー本を徹底比較」というタイトルの記事が掲載されています。

経済評論家の山崎元氏とマイベンチマーク取締役服部哲也氏が、最近売れている株式投資関連の本を評価するというものです。

本を、「ビギナー向け」、「マニア向け」、「エンターテイメント」という3つの切り口で分類したうえで、5段階評価をしています(評価の基準は、「内容として正しいか」、「役に立つか」、「面白いか」を同じ比重で評価)。

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2005年11月21日 (月)

柏木理佳の中国株は2007年までが儲けどき

BRICsの一角、中国株投資の入門本です。

4806122637
柏木理佳 著
 「柏木理佳の中国株は2007年までが儲けどき
 中経出版 190P
 2005年
評価は
 ★★
(評価の基準はこちら)

フジサンケイ・ビジネスアイなどに連載を持つ、中国経済ジャーナリストの柏木理佳さんによるコンパクトな中国投資の入門書です。百万円が一億円になるといったような数年前の中国株ブームは終わり、人民元の切り上げが現実になった現在”次はインド!”などという言葉も聞かれるようです。そこで中国の現状はどんなものなのか、タイトルの”2007年までが儲けどき”の意味が知りたく本書を手に取りました。

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2005年11月20日 (日)

沢 孝史 著 「お宝不動産」で金持ちになる!-サラリーマンでもできる不動産投資入門

副題にもありますが、サラリーマン向けの不動産投資入門です。

4480863516
 沢 孝史 著
 「「お宝不動産」で金持ちになる!-サラリーマンでもできる不動産投資入門
 筑摩書房 253P
 2004年
評価は、
 ★★
(評価の基準はこちら)

著者の沢 孝史さんは元損保会社のサラリーマン。脱サラを狙ってコンビニのフランチャイズに加盟しますが、業績不振によりあっというまに1000万円を失ってしまいます。その後不動産投資を始め、本書執筆時点では7棟の不動産を持ち年間の家賃収入2500万円を達成しています。

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2005年11月17日 (木)

バートン・マルキール 「お金を働かせる10の法則

金融学の泰斗が初心者向けに書いた投資入門です

4532350883
 バートン・マルキール 著 鬼澤 忍 訳
 「お金を働かせる10の法則
 日本経済新聞社 213P
 2004年
評価は、
 ★★
(評価の基準はこちら)

筆者のバートン・マルキールはプリンストン大学経済学部教授。同大学経済学部長、大統領経済諮問委員会委員、エール大学ビジネススクール学部長、アメリカン証券取引所理事等を歴任した金融学の泰斗です。また、ベストセラー「ウォール街のランダムウォーカー」も執筆しています。
というよりも、本書は「ウォール街のランダムウォーカー」のエッセンスを初心者向けに書き直したものです。

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2005年11月16日 (水)

束田 光陽 「20代・自己資金300万円。サラリーマン大家さん成功の法則」

いきなり数千万の話をされてもなぁ、という方向けの不動産投資の始め方です。

487177242X
 束田 光陽 著
 「20代・自己資金300万円。サラリーマン大家さん成功の法則
 あっぷる出版社 186P
 2005年
評価は、

 ★★★

(評価の基準はこちら)

まだ20代のサラリーマンがいかにして家賃収入月40万になる資産を築いていったのかを、理論や概念ではなくまさに体験記として書かれているところに本書の価値があります。

表紙の装丁があまりにもひどいデザインだったので手に取ってしまいました。でも、内容は悪くはありません。

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2005年11月15日 (火)

藤田憲一 「金持ち兄さんの王道−−専門家をカモにする人・される人」

タイトルを見ると「金持ち父さん」のパチモノのようですが不動産投資の話です。

4062118300
 藤田憲一 著
 「金持ち兄さんの王道−−専門家をカモにする人・される人
 講談社 209P
 2003年
評価は、

 ★★★

(評価の基準はこちら)

30代前半のサラリーマンである著者はローン無しの不動産だけで6000万ほどの資産を所有しています。
その著者がどのようにして、これらの資産を築いていったのかを説く本です。

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星野陽平編 「実録!株式市場のカラクリ」

株式投資には自己責任が必要だという覚悟が出来ている方にこそ読んでいただきたい禁断の?レポート

4872575008
 星野陽平 編
 「実録!株式市場のカラクリ ―株価の仕掛け人が語る兜町アンダーワールド
 イーストプレス 220P
 2004年
評価は、

 ★★

(評価の基準はこちら)

この前、あるTV番組で小学生に将来の夢を聞くというコーナーがありました。
で、そこに出てきたのが「ライブドアのほりえもん」、「村上ファンド」!
素晴らしいですね、日本でも着実に投資教育がすすんできた事を感じます。
一般のサラリーマン向け雑誌やOL向け雑誌なんかでも投資入門は人気記事です。
でも、光あるところに陰あり、株式市場の裏にある魑魅魍魎をレポートしたのが本書です。

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2005年11月13日 (日)

松本 大 ,あいはら 友子 「株はこれから2年―絶対の売り時、買い時がわかる本」

マネックス・ビーンズ証券社長 松本大さんと財テク女優 あいはら友子さん共著の投資本です。

434490060X
 松本 大 ,あいはら 友子 著
 「株はこれから2年―絶対の売り時、買い時がわかる本
 幻冬社 207P
 2004年

評価は、
 ★★★
(評価の基準はこちら)

松本大(おおき)さんは、日本での個人投資家の育成をかなり意識されて数々の投資入門本を書かれています。以前に紹介したサンプラザ中野さん、ブログ女王の真鍋かをりさん、キャスターの佐藤まり江さんなどとのコンビを組む形の本です。今日はその中から財テク女優のあいはら友子さんと組んだ本書をご紹介します。

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2005年11月12日 (土)

橘 玲 「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 ― 知的人生設計入門」

う〜んなんと言ったらよいのでしょうか異色の「金持ち父さん本」です。

4344002628
 橘 玲 著
 「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 ― 知的人生設計入門
 幻冬舎 264P
 2001年
評価は、

 ★★

(評価の基準はこちら)

いわゆる社会の裏事情(ってほどでもないですけど)が書かれた本です。
何も知らずにまじめに生きてきたサラリーマンの方がこの本を読むと衝撃を受けるでしょう。

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2005年11月10日 (木)

サンプラザ中野 松本大 「株本(かぶぼん)」

株式・ファンド投資入門の本です。

4532350468
 サンプラザ中野 著, 松本 大 著
 「サンプラザ中野と松本大の株本(かぶぼん)
 日本経済新聞社 183P
 2003年
評価は、

 ★★

(評価の基準はこちら)

元 爆風スランプのサンプラザ中野さんが株式投資方法をいろいろな人に
聞くというスタイルの入門書。対話形式なので、肩がこらずに読むことができます。
この本が出版されている時点で、サンプラザ中野さんの投資収支が赤字だと
語ってたり、なかなか面白い一冊です。

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2005年11月 8日 (火)

ボード シェーファー「イヌが教えるお金持ちになるための知恵」

お金のルールを教えてくれるお話しです。

4794210337
 ボード シェーファー 著、瀬野 文教 訳
 「イヌが教えるお金持ちになるための知恵
 草思社 237P
 2001年
評価は、

 ★★★★

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マネーという名前の賢い犬が主人公の女の子に”お金のルール”を教えてくれる
というお話しです。いわゆる「金持ち父さん本」のジャンルになるのですが、作者の
ボード シェーファーさんがドイツ人だというところが、この本のミソです。

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2005年11月 4日 (金)

真壁昭夫 「最強のファイナンス理論―心理学が解くマーケットの謎」

新書判で出ている行動ファイナンスの本です。
通勤途中などに気軽に読むことができると思います。

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 真壁昭夫 著
 「最強のファイナンス理論―心理学が解くマーケットの謎
 講談社現代新書 202P
 2003年
評価は、
 ★★★
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タイトルはアレですが、気軽に読める行動ファイナンスの入門書です。
行動ファイナンスを学ぶ際には、当然従来のファイナンス理論も知っている必要が
あるのですが、この本では前半部分で従来の理論を説明していますので
興味さえあれば、予備知識は必要ありません。

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2005年10月31日 (月)

バーンスタイン 「リスク―神々への反逆」

超整理法で有名な野口悠紀雄先生お勧めの読み物です。

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 ピーター・L. バーンスタイン 著, 青山 護 訳
 「リスク―神々への反逆
 日本経済新聞社 498P
 1998年 (なお、文庫版も既に出版されています)
評価は、
 ★★★
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投資で重要な”リスク”という概念を人類がどのように取得してきたかの歴史に
ついての読み物です。
現代のリスク管理に関する概念や技法を学習したい方には直接は役に立ちません。
ただし、概念をつかむためにはそのモノの歴史を知ることが遠回りのようですが
かえって役立つことが良くありますので、読んでみて損はないでしょう。

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2005年10月27日 (木)

加藤英明 「天気と株価の不思議な関係―行動ファイナンスで市場を読み解く」

行動ファイナンス関連の論考集、日本人著者の方々による物です。

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 加藤英明著
 「天気と株価の不思議な関係―行動ファイナンスで市場を読み解く
 東洋経済新報社 239P
 2004年
評価は、
 ★★
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行動ファイナンスに関する書物はどうしても翻訳物が多いのですが、これは
筑波大学大学院ビジネス科学研究科に所属された方々がまとめた論考集です。
取り上げるトピックも天気と株価の関係を論証したり、なかなか興味深いです。

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2005年10月24日 (月)

コーエン 「相場を動かすブルの心理、ベアの心理」

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 デービッド コーエン 著、 椿 正晴 訳
 「相場を動かすブルの心理、ベアの心理
 主婦の友社 447P
 2001年
評価は、
 ★★★
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これは教科書ではありませんが、興味深いいろいろな逸話を読みながら
楽しく行動ファイナンスの考えを学んでいけるお役立ち本です。

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2005年10月20日 (木)

日経連載「ご異見拝聴」

日経新聞に連載されている、「ご異見拝聴」が面白い。

著名エコノミスト(という肩書きで良いのかな?)が、経済の動きに関してちょっと常識とは違う予想をしています。たとえば、連載第2回目では、「地価は5年で半分になる」との意見が紹介されていました。

この予想が当たるかどうかは分からないのでコメントしようもないのですが、むしろその結論が出てくる過程に注目したいのです。

常識と異なる意見が出てくると言うことは、

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2005年10月19日 (水)

リフソン、ガイスト「投資の心理学」

行動ファイナンス関連の第三弾です。

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  ローレンス E. リフソン, リチャード A. ガイスト著、林 康史 訳
 「投資の心理学―「損は切って利は伸ばせ」が実践できない理由」
 東洋経済新報社
 2001年
評価は、
 ★★
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内容は少し古めですが、行動ファイナンス関連の論考やエッセイを集めた本です。
章ごとの関連はなく一貫性もありませんので、気になる部分だけを読んでいけばよいでしょう。

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バック、かしこいカップルが最後に笑う

資産設計の書籍、かしこいカップルが最後に笑う ― 2人で4倍豊かになる9ステップを読みました。

評価は、

  ★★★★

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ポートフォリオを意識した長期的な資産設計の話が非常に分かり易くまとめられていて、マネー・マネジメントの初心者にお勧めしたい本です。また、タイトルにあるとおり、夫婦、もしくはカップルで資産運用を一緒に考えることが提唱されていて、これも類書にない視点だと思います。

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2005年10月18日 (火)

ゴールドベルグ、ニーチュ 「行動ファイナンス―市場の非合理性を解き明かす新しい金融理論」

行動ファイナンスの教科書第二弾です。 4478210381 ゴールドベルグ、ニーチュ著、行動ファイナンス研究会訳
 「行動ファイナンス―市場の非合理性を解き明かす新しい金融理論」
 ダイヤモンド社
 2002年 評価は、  ★★★★ (評価の基準はこちら)
前回、紹介したピアソンの「最新 行動ファイナンス入門」ではコンパクトなこともあり、 理論の説明が主となっていました。それに対し、本書では投資家の実際にある行動例を 豊富に取り上げることで、より具体的な理解を得ようとしています。

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2005年10月17日 (月)

ノフシンガー 「最新 行動ファイナンス入門」

ゲストライターのおみです、本日は行動ファイナンスという分野からの一冊です。
まずは基本的な教科書から

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 Jhon R, Nofsinger著 大前恵一郎 訳
 「最新 行動ファイナンス入門」
 ピアソンエデュケーション
 2002年

評価は、

 ★★★★

(評価の基準はこちら

そもそも行動ファイナンスって何?という方には最適の入門書でしょう。
行動ファイナンスに関するトピックをひととおりカバーしながらも、説明は平易で
113ページしかなく一日で読み切ることが出来ます。
ただし、コンパクトでも内容は正統で今後他の行動ファイナンスの本を読む
指標となるような良書です。

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2005年10月15日 (土)

吉本、「金融広告を読め」

さっそくですが、アップの第1号は書評です。

 吉本佳生著
 「金融広告を読め~どれが当たりで、どれがハズレか」
 光文社新書
 2005年

評価は、

 ★★★★

(評価の基準はこちら)

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