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2008年8月 8日 (金)

板倉 雄一郎著、真っ当な株式投資

「社長失格」で一世を風靡(?)した板倉雄一郎さん。

その板倉さんが、一般の人向けに書いた投資の指南書を読んでみました。

板倉 雄一郎著、真っ当な株式投資

評価は

★★☆☆☆ (このような本があることを知っておく価値あり)(評価の基準はこちら)


「ナニ言ってるか、わかんねーよ!」というのが低評価の理由。だってさ、

「さまざまなものを買う『消費』という行為は、広義の『投資』の中の一部分です」って言われて、「なるほど、そうなんだ」って思えます?

いや、もちろん、分かるんですよ。この本の底流をなす思想、「投資とは『確実な今』と『不確実な未来』を交換する行為である」を敷衍すれば、消費もまた投資の一部である、と言う議論は。

でもさ、それって、言われて分かるのは、投資を充分に(十二分に?)やっている人。

板倉さんが、「社長失格」の経験と知名度を持って語るべき相手は、そうじゃないでしょう、と言いたいんだよね。資本主義の洗礼を受けた板倉さんだからこそ、投資という、高度に思想と感情を刺激するものを、分かりやすく説くことに意義があると思うんだけど…

っていうか、ここまでレビューを書いてきて、ふと気が変わっちゃった。板倉さんは、これで良いんだな、きっと。

またとない体験を経た上でたどり着いた結論は、たとえ難しくても、投資の本質を、分かる人に説いていくこと…。それならそれでありですね。

ということで、板倉さんの世界観に触れてみたい人は、一読してはいかがでしょう。

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