さわかみ投信、沢上篤人氏
10月21日付けの日経にさわかみ投信社長の沢上篤人氏のコメントが掲載されていました(「日本株投資有力運用担当者に聞く」欄)。
正直、難しいなぁ、と思ってしまいます。
「十年二十年後に人間が必要としているものは何かを徹底的に考え抜くことだ」と言われても、何をヒントにどう考えたらよいかも分からないわけで、行動の指針にはなりません。
もっとも、この記事、コメントをつなぎ合わせるかたちでできているので、沢上社長の意図が(記者に)十分に伝わらなかったと考えることもできます。
あるいは、読み手であるワタクシの方に十分な知識と思考力がないため沢上社長の意図するところを読みとれないと言う可能性もあります。
ただ、沢上社長は、証券投資の日記念セミナーで「これからの暮らしと資産運用について」との題で公演をされていたのですが、そこでもやっぱり難しすぎて分からなかったのです。
「長期投資が重要だ」という主張は分かるのですが、「株価が一時的に下がったとしても7年間で2倍になれば良いんです」と言われても、何で7年間に2倍なの?と頭の中はハテナだらけ。
あとになってよーくよく考えてみると、ある米国のファンドのリターンが70年で年率10%を達成していることを前提にしているのだろうと想像がつくのですが(72の法則を念頭に置いておられるのでしょう)、その説明が公演中にはないし、仮に説明があったとしても、米国と日本の差、これからの日本特有の事情などが考慮されていないので、納得感はないのですね。
沢上社長というと、頑固なまでに長期投資にこだわる姿勢から最近はマスコミに好意的に取り上げられることが多くなっているようですが、相性というのはやっぱりあるもので、ワタクシにとっては参考になる意見をいただけるオピニオン・リーダーとは感じられないようです。
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